Innovation＆用語説明

ROBE社独自のLEDエンジン方式。新旧のLEDエンジンが混在した時、明るさ、色味等を合わせるためにランプ交換のようにLEDエンジンの交換ができるシステムです。
LEDエンジン本体はNFCシステムを使用し容易に管理する事が出来ます。

NFC(近距離無線通信)技術とROBE社のアプリを使用する事により灯体の情報を得たりスタートアドレス等の管理が出来ます。TE™(トランスファラブル・エンジン)では、LEDエンジンの使用時間や出力状態の管理が可能です。

Red、Green、Bule、Amber、Limeの多色光源LEDエンジンです。加法混色法によって一貫して最高品質の光を提供するように設計されています。RCC™ (Robe Color Calibration)システムにより長期間に渡り工場出荷時の色味を再現することができます。※RCC (Robe Colour Calibration)とは、電源投入時に各色の出力を調整し、各灯体間の色補正を行い灯体による色の違いを最小に抑えるシステムです。

センサーが絶対位置を計算して、パンとチルトの動きなしでイニシャライズができます。限られたスペース内や本番中に、目立たないようにリセットすることができるシステムです。

パン、チルト、フォーカス、ズームなどの機構を所定の位置にロックします。操作卓から信号を送るとBARSは個々のモーターにブレーキをかけ、設定した正確な位置にロックし電源を落としてもその位置を保存ます。再度電源を投入してもモーションレスでイニシャライズを終了するので限られたスペースや固定具を動かす必要が無いシステムです。

パン・チルトが停止する際の振動を抑止する機能です。
ブレーキングを灯体設置の環境に合わせ自動的に調整しロングスロー等長距離に照射する際、振動することを最小限に抑制するシステムです。

本来16ビットの調光システムを、疑似的な18ビットにすることによりフェードを滑らかにするシステムです。従来の灯体に搭載されているスムースディマーと同様のディマーカーブを再現する事が可能となります。

ROBEが採用するレンズコーティング技術は、眼鏡や車のヘッドライトの日焼けや飛び石傷を防ぐコーティング技術に基づき、エンターテイメント業界のニーズに合わせてROBEが独自にカスタマイズしたものです（特許取得済み）。プラスチックレンズを保護することで明るさ（コントラスト）とレンズの外観を向上させ、また、帯電防止特性によりレンズ表面にホコリが付着することを防ぎ、従来の製品よりもクリーニングの頻度が低くなりました。滑らかなレンズ面とレンズの透明度を長持ちさせる、非常に優秀な技術です。

ネットワークシステムを使用しパソコン上で灯体の状態やアドレスの変更、RDM情報などを一括確認する事が出来るシステムです。

LEDの点灯周波数を選択および微調整が出来る機能です。
灯体のディスプレイもしくは、DMX制御を使用し外部よりLED点灯周波数の選択および微調整できます。周波数を調整する事により、8Kおよび16Kに対応し、最新のHDおよびUHDモデルを含むカメラシステムでフリッカーをキャンセルする事が可能になります。テレビ、ビデオ、フィルムなどすべての最新のカメラタイプに対応しております。

空気中の埃やスモークが光学系(光源、レンズ、カラーフィルター等)に流入する量を大幅に低減させる設計構造です。このため、灯体のパフォーマンスや光のクオリティーを維持し、定期的なクリーニングとメンテナンスの頻度を減らします。

最大237色のカラーラブラリーがROBE社のLED灯体には搭載されており,色作りの際、灯機種が違っていても容易に色を合わせる事が可能となりました。

ネットワークを使用したシステムの場合灯体の電源が切れると通常はネットワークスルーアウトの出力が出なくなり、その後のシステムに影響を与えますが、E-pass™を搭載した灯体は電源が切れても自動的にスルーアウトに切り替わるシステムです。

回転ゴボ、固定ゴボ共に簡単かつ迅速に交換できるシステムです。回転ゴボには、見た目の角度を簡単に調整できるマーキングが入っています。

フロストフィルターがマグネットで固定されているのでオプションのフロストフィルターに容易に交換が可能なシステムです。

マルチカラーLED光源の前面に万華鏡状のレンズを入れて光を分散し、針のように鋭いビームを生成する機能です。速度を変えて正転・逆転することができ、Spikie+、Spiider、Tarrantula、iSpiider、Tetra1、Tetra2、TetraXに搭載されています。

多色を同時に再現するのは困難ですがMCE™システムを使用する事により多彩な演出が可能となります。Whiteエンジンの灯体は、カラーフィルターを特殊な設計にする事により多色を同時に再現する事が可能になりました。また、多色光源のMSL™の場合、光源にて多色発光させフレーミング シャッター、ゴボ、プリズム、アニメーション ホイール等と組み合わせ幻想的な視覚効果が得られます。

タングステンランプの色温度をエミュレーションし暖かい光を提供します。また、タングステンランプ独特の立ち上がりや消え切りなども精巧にエミュレートし色味も表現しました。エミュレートするランプも750W、1,000W、1,200W、2,000W、2,500Wから選択が出来ます。

色調を補正する機能です。テレビや映画の撮影時、ホワイトバランス(光自体が持つ色と被写体の白色のバランス)を調整し、より自然な色合いを表現します。

4枚ブレードフレミングシャッターモジュールを差し、最新のモデルは、モジュール回転角度が±60°になります。

通常ビームのまマスキングを行う際は、フレーミングシャッターやビームシェイパーのユニットを要しますが、ユニットが組み込まれていない灯体のスタティック ゴボ ホイールやプリズムなどの内部光学系を巧みに使用することで、マスキング効果を得られます。

バーンドアの機構を灯体内部に組み込みました。
内部に組み込む事によりバーンドアの切角や角度(±90°)を外部から制御が可能になります。

ウォッシュ系灯体のエッジを調整する機能

特許取得済みのプリズム エフェクト エンジンは、2枚のプリズムを重ねて、さまざまなビームや「フラワー」エフェクトを幅広く生成し、目を見張るような創造性のまったく新しいコレクションをさらに作成します。

フレネルウォッシュディフューザーは、構成色をさらに滑らかにし、狭いズーム設定でエッジが滑らかな、カラービームを生成します。

楕円形のビームを作成します。灯体のタイプに応じてビーム シェイパーは、取り付け取り外し可能なモジュールとして、オプションの設定があります。

LEDのフラットな照射面を中央にピークのあるビームを作り出すことの出来るレンズです。

IP（英語：Ingress Protection）とは、IEC（国際電気標準会議）やJIS（日本産業規格）が定める防塵・防水性能を表す規格です。
※IPコードは、「IP●●」と後ろに2文字の数字が続きますが、
1文字目の数字(IP●〇)は防塵性能の等級を、2文字目の数字(IP〇●)は防水性能の等級を表しています。

IP55：粉塵からの保護、全方向噴流水からの保護
IP65：完全な防塵構造、全方向噴流水からの保護