灯体クリーニングの注意点

灯体をクリーニングする時は、どんな場合でも絶対に、アルコール・溶剤・漂⽩剤・アセトンを 含む洗剤やクリーナを使⽤しないでください。 アルコール・溶剤・漂⽩剤・アセトンを含む洗剤やクリーナーを灯体のカバーやレンズに使⽤ すると、カバーの変⾊やレンズ・コーティングの劣化が生じる場合があります。 洗剤等を使⽤する時は⽬⽴たない部分に⽔で薄めた洗剤を付着させ、1 時間程度様⼦を⾒て、 カバーに変⾊やべたつきがない事を確認してから、全体のクリーニングを⾏うようにしてください。 【灯体のクリーニング⼿順】

1) 灯体の電源を切り、掃除機やエアダスターで汚れやほこりを取り除きます。 2) 外側の表⾯(カバー、ハンドル、ボタン、スイッチ等)を掃除します。⽑⽻⽴ちのない柔らかい 布を、⽔で薄めた液体洗剤で湿らせ、灯体のカバーを掃除してください。 どんな場合でも絶対に、アルコールまたは溶剤を使⽤しないでください。 ディスプレイ、ディスプレイ上のボタン、DMXコネクタに⽔が⼊らないよう注意してください。 3) 光学系を掃除します。⽑⽻⽴ちのない柔らかい布を、⽔で薄めた液体ガラスクリーナーで 湿らせて掃除することを推奨します。どんな場合でも絶対に、アルコールまたは溶剤を 使⽤しないでください。ポリカーボネート・レンズを使⽤している製品については、 ユーザーマニュアルに記載されている詳細な⼿順をご参照ください。 ROBEで使⽤しているレンズはすべて、表⾯にコーティングが施されていますので、柔らかい布等で クリーニングを行ってください。

【ガラス製レンズのクリーニング⼿順】

a. 市販のエアダスターを使⽤して、ほこりをレンズから除去します。 b. ⽑⽻⽴ちのない柔らかい布を、⽔で薄めた液体洗剤やガラスクリーナーで、レンズを掃除してください。 c. レンズが乾いたことを確認したら、電源を⼊れてください。

【ポリカーボネート製レンズのクリーニング⼿順】

a. 市販のエアダスターを使⽤して、ほこりをレンズから除去します。 b. ⽑⽻⽴ちのない柔らかい布を、⽔で薄めた液体洗剤で湿らせ、レンズを掃除してください。 c. 次に、アルコール成分を含まない帯電防⽌性のスクリーン・クリーナーで レンズを磨きます。クリーナーの⽔分がなくなるまで磨いてください。 ROBELyreco Screen Cleaner を推奨しています。 d. レンズが乾いたことを確認したら、電源を⼊れてください。

4) エアフィルタを取り外し、液体洗剤で洗います。乾いたら元に戻し、灯体のエアフィルタの カウンタをリセットしてください。

【灯体を⻑期保管する時の注意点】

灯体を⻑期保管する際は、適切な環境で保管することが重要です。 結露が⽣じない乾燥した環境で、最⾼湿度80%、環境温度は最低0℃、最⾼45℃を守ってください。 換気設備のない倉庫やコンテナに保管すると、直射⽇光によって庫内が⾮常に⾼温になり、機材の劣化や、 最悪の場合故障につながりますのでご注意ください。ディスプレイを搭載している灯体は、ディスプレイ・バックアップ・バッテリの不具合等を防⽌するために、少なくとも⽉1回7時間電源を⼊れてください。これにより、バッテリーが完全に放電し充電が 出来なくなる事を防ぎます。